それでもマスク氏はケビン・マッカーシー下院議長を含む共和党議員との関係を築き、数百万人のツイッターフォロワーに対し、2022年の中間選挙に先立って共和党議会に投票するよう奨励した。 無所属を自称するマスク氏は、2020年に民主党に投票したにもかかわらず、ジョー・バイデン大統領をもう一期支持するつもりはないことを示した。
マスク氏は昨年ブルームバーグ・ニュースに対し、2024年の大統領選で「超穏健派スーパーPAC」と呼ぶものを通じて「決して小さくない」金額を2500万ドルも支出するつもりだと語った。
ブルームバーグ億万長者指数で1820億ドル相当のマスク氏がデサンティス氏を直接支援するかどうかは不明だ。 同氏は2020年11月に当時最高額の2900ドルを上院議員9人(うち4人が民主党)に寄付して以来、政治運動への寄付を行っていない。 彼が最後に支持した大統領候補はヒラリー・クリントンだった。
マスク氏は月曜日に共和党候補指名獲得への自らの出馬を表明したサウスカロライナ州上院議員ティム・スコット氏を称賛した。 マスク氏はスコット氏の陣営初の政治広告をツイートし、「素晴らしい声明」と呼んだ。
マスク氏は以前、2024年にバイデン氏を倒す共和党の最大の期待者としてデサンティス氏を称賛し、76歳のトランプ氏は「何かの最高経営責任者になるには年をとりすぎている」ため、再出馬するのではなく「夕日に向かって船出する」べきだと述べた。