近年EV化に遅れを取っていると思われているトヨタは、2025年からケンタッキー州ジョージタウンにある巨大工場で全く新しいバッテリー電気スポーツユーティリティを生産することで、失われた時間を取り戻そうとしている。
トヨタはまた、ノースカロライナ州のバッテリー生産施設に追加で21億ドルを投資する予定で、これも2025年までに稼働する予定だ。新たな資金流入により、ノースカロライナ州リバティの工場やその他の施設への投資総額が押し上げられる。昨年発表された金額は59億ドルだった。
バッテリー生産ラインは6本あり、そのうち4本はハイブリッド車用、2本は電気自動車用となる予定だが、新型SUVの詳細は3列シートであること以外は公表されていない。
変化を起こす
関係者らは、新工場と3列電動UTEは同社の二酸化炭素削減努力の達成を支援することを目的としていると述べた。
「私たちは二酸化炭素排出量をできるだけ早く削減することに全力で取り組んでいます」とトヨタモーター北米社長兼最高経営責任者のテッド・オガワ氏は述べた。 「この目標を達成するには、顧客は現在および将来のニーズを満たすオプションのポートフォリオにアクセスできる必要があります。
「当社の米国最大の工場であるトヨタ・ケンタッキーと当社の最新の工場であるトヨタ・ノースカロライナが、当社の拡大する電動化ラインアップに向けたBEVとバッテリーの生産とともに当社を未来へと導いてくれるのを見るのは興奮しています。」