米国の電気自動車専門会社テスラは、大幅な値下げのおかげで、今年2度目となる3カ月納車記録を更新した。
テスラ 需要を維持するための継続的な価格引き下げの中で、同社は自動車の生産と納入で再び記録的な四半期を記録し、約47万台の自動車が顧客に引き渡された。
米国の電気自動車メーカーは、2023年4月から6月までに46万6,140台の車両が生産されたと報告しました。これは、前年同期比83パーセント増加し、2023年1月から3月までに達成した納車台数42万2,875台というこれまでの四半期記録を10パーセント上回りました。
同じ期間(4月から6月)にテスラは479,700台の車両を生産したと、同社は夜の財務発表で確認した。
約46万6,000台の納入台数は、ここ数日で金融アナリストが予想していた44万8,000台という予想を上回った。
この記録的な結果は、インフレと金利の上昇による顧客需要の減少に対抗するため、今年初め以来米国やオーストラリアなどで一連の値下げが行われたことを受けてのことだ。
テスラは7月1日、オーストラリアでの価格を史上最低水準(走行コストと高級車税(該当する場合)を除く)で全モデル3900ドル引き下げたが、これが影響するのは今四半期(7月から9月)中の納車のみとなる。
オーストラリアにおけるテスラの納車台数は、新車の最大手である連邦自動車産業会議所が集計した VFACTS 販売データが今週後半に発表されるまで明らかにされない。
しかし、テスラは2023年5月末までに、10,117台のモデル3セダンと8442台のモデルY SUVを合わせて18,559台の車両が納入されたと報告している。
テスラは世界納車概要の中で個々のモデル間の内訳は明らかにしていないが、4月から6月の納車台数のうち44万6,915台がモデル3とモデルYで、1万9,225台が大型のモデルSセダンまたはモデルX SUVだったと概説している。
モデルSとモデルXは2020年末以降、オーストラリアでは販売されておらず、2021年初めに発表される最新モデルは右ハンドルでは製造されないとテスラは最近認めた。
米国の電気自動車スペシャリストである同社は、オーストラリア時間の7月20日に投資家とメディア向けに決算概要を説明するプレゼンテーションを開催する予定であり、新モデル、自動運転ソフトウェア、その他の事業側面について最新情報を提供する予定である。