ラッシュ氏の在任中、アウディ・オブ・アメリカは米国のクリエイティブエージェンシーの責任者を変更し、2007年からアカウントを保持していたヴェナブルズ・ベル&パートナーズに代わり、2022年5月にオグルヴィ氏を雇用した。オグルヴィ氏はすでに南アフリカ、中国、ドイツでアウディと働いていた。 WPPエージェンシーによるアウディ初の大規模キャンペーンが間もなく開始される予定だ。
アウディの米国販売は、電気自動車のラインアップの拡大とクロスオーバー在庫の増加により、同四半期49%増の5万2763台となった。
ラッシュ氏の退職により、自動車業界では現在、マーケティング部門のトップ職が3名空いていることになる。 ゼネラルモーターズは3月に退任したデブ・ウォール氏の後任をまだ決めていない一方、フォードは2022年末にフォードと袂を分かったサジー・ディアリング氏の後任CMOをまだ指名していない。