フォルクスワーゲンは金曜日、グループの納車台数が1月から6月まで前年同期比12.8%増加し、総納車台数で1.2%減、バッテリー式電気自動車の1.6%減となった中国を除くすべての地域で増加を記録したと発表した。
広報担当者によると、政府がロックダウン後の低迷する需要を押し上げるためにEV減税を延長したことを受けて、前年同月の販売が特に好調だったことが一因だという。
中国のEV販売は3月以降、全体的に増加しており、6月はこれまでのところ今年最も好調な月だったという。
内燃機関時代の自動車市場における同社の優位性が脅かされ、価格を引き下げる中国の競合他社の増加により、同社は中国でのEV販売を増やすよう投資家から強い圧力にさらされている。
これまで欧州や中国に比べてEV市場が弱い北米でのバッテリー電気自動車の納入台数は上半期に75.5%増加し、総納入台数は14.2%増加した。
同社によると、同社は欧州におけるバッテリー式電気自動車の市場リーダーであり、今年これまでに21万7100台を販売しており、ウクライナ戦争によるサプライチェーンの混乱で販売が打撃を受けた昨年から大幅に増加した。
関連ビデオ: