BMW は、コロラド州に本拠を置く Solid Power から全固体電池セルの設計と製造プロセスのライセンスを取得し、両社のパートナーシップを一段と高めています。
2017 年に Solid Power との提携を開始した自動車メーカーは、同社の固体セルのパイロット生産ラインのコピーをドイツの施設に設置し、Solid Power はこれらのパイロット ラインに硫化物ベースの固体電解質を供給します。先週のプレスリリースで発表されました。 これらの取り決めにより、「並行して研究開発活動が可能になる」と、Solid Power 氏は述べています。
ソリッドパワーバッテリーセル
BMW は、一定のマイルストーンを達成することを条件として、2024 年 6 月までにフォードを投資家としているソリッド パワーに 2,000 万ドルを支払うことに同意しました。 これは、自動車メーカーが新しいバッテリー合弁事業に投資している金額と比較すると、少額です。
「BMW は、今後も大きな可能性を秘めた技術である全固体電池の追求に引き続き取り組んでいきます。
Solid Power は 6 月に、2022 年末までに両自動車メーカーにテスト セルを供給すると発表しました。BMW は、2025 年までに全固体電池のプロトタイプを計画し、2030 年までに量産モデルを計画していると述べています。
Solid Power 全固体電池セル
BMW は、10 年半ばまでに専用プラットフォームに基づく一連の EV を展開する計画とともに、バッテリー技術に関してかなり野心的な目標を掲げています。 円筒形のセルとセルからパックへの技術への広範な移行により、範囲の範囲を 30% 拡大し、充電を高速化することを目標としています。
BMW は、2030 年までに EV としての世界販売の半分に達する可能性があると示唆していますが、内燃エンジンに有効期限を設定することは望んでいません。