アディティヤ・ミタル最高経営責任者（CEO）は3月、鉄鋼生産から炭素を除去すると価格が約10～20％上昇すると述べ、グリーン生産者のビジネスモデルが成り立たなくなる可能性があると付け加えた。
「これは物理的にCO2排出量が少ない鋼材であり、カーボンニュートラルというアルセロールミタルの目標達成を促進するのに役立つだろう」とアルセロールミタルのオートモーティブCMOピーター・ルブラン氏は述べた。
自動車セクターは、米国の車両排出量削減目標に直面している一方、EV バッテリーのサプライチェーンの問題にも取り組んでいます。
EPAは4月、新車とトラックの2032年までの抜本的な排出ガス削減を提案した。これが最終化されれば、これまでで最も積極的な米国の自動車排出ガス削減計画となり、年間平均13％の汚染削減が必要となる。
世界第2位の鉄鋼メーカーであるアルセロール・ミタルは、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを約束している。