GMは先週、テスラがこれまで独自に開発していた北米充電規格(NACS)の採用でフォードに加わると発表し、提携により米国のEV市場の約60%を独占するとみられている。
その後、EV充電機器メーカーが相次いでテスラのコネクタを搭載した充電器を提供すると発表し、充電規格戦争におけるNACSの勢いが増した。
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は火曜日、テキサス州オースティンでの会見で、専用の充電ネットワークを開放することは「実際には競争上不利になるかもしれない」が、そうすることで「業界の残りの部分を助ける」だろうと述べた。
「道徳的には正しいと思うが、経済的に賢明であるかどうかはまだ分からない」と同氏は語った。
一方、テスラは乗用車よりも大きなバッテリーを使用するこのモデルに十分なバッテリー供給を確保する必要があるため、テスラは来年のいつかまでセミ電気トラックを大量生産する予定はないと述べた。
12月、マスク氏はトラックの価格や生産計画、輸送できる貨物量などについて最新の予測を示さずに、長らく延期されていたセミをペプシコに引き渡した。 マスク氏は以前、テスラは2024年に5万台のトラックの生産を目指すと述べていた。