ニコラからローズタウン・モーターズに至る電気自動車新興企業は金曜日、株価の猛烈な上昇を延長する予定で、資金難の企業は週間で大幅な利益を得る軌道に乗っている。
この連勝は、両社にとって目立ったニュースやきっかけもなく続いており、複数のアナリストやトレーダーは、空売りが多い株式が圧迫される可能性を指摘している。
例えば、リフィニティブによると、今週価値が2倍以上に上昇したニコラの空売り金利は15.7%となっている。 ローズタウンやワークホース・グループなど他の大きな値上がり銘柄の空売り保有率はそれぞれ15.2%、24.3%となっている。
もう一つの空売り株の多い中古車小売業者カルバナも大幅な上昇を記録し、今週株価を13億8000万ドル近く押し上げた。 一方、EV新興企業は全体の市場価値を5億ドル以上増加させた。
この上昇は、EV市場のリーダーであるテスラの記録的な連勝記録と重なっており、テスラの株価動向は同分野の他の企業に影響を与えることが多い。
小売業への関心
株価の急騰は個人投資家からも強い支持を受けており、JPモルガンの小売フロートラッカーによると、木曜日にはニコラは個人投資家によって最も多く取引された米国株の5位となった。
カルバナと、時価総額5億ドル強のEV新興企業ファラデー・フューチャーも、個人投資家が取引する銘柄の上位20銘柄に入った。
この急増はニコラが上場廃止のリスクを克服するのに役立つ可能性がある。 同社は過去30日間、株価が最低水準の1ドルを下回っていたため、5月下旬にナスダックから通知を受けた。
ニコラ株は金曜日の鐘の前に20%上昇し、1.65ドルとなっており、3取引連続で最低水準を上回る勢いで推移している。 株価が10営業日連続で1ドルを超えて取引されれば、ナスダックの基準への準拠を取り戻すことになる。
ニコラ株の12カ月先予想株価売上高比率は3.21倍だが、ワークホース株は1.38倍、テスラ株は7.23倍だ。
それでも、ニコラとローズタウンでは年初から株価がそれぞれ35%、75%下落したことからもわかるように、EV新興企業には多くの課題が残っている。
生産拡大に向けた取り組みで企業の手元資金が目減りしている中、金利の上昇と高水準のインフレにより資金調達へのアクセスが制限されている。
ローズタウンはまた、EVメーカーにとって重要な1億7000万ドルの資金調達を打ち切ると脅している投資家フォックスコンとの激しい論争にも陥っている。
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