英国に本拠を置く新興企業Nyoboltは、EVの充電を10分以内に可能にするバッテリー技術の画期的な進歩を達成したと主張している。
ニョボルトは今週、EVが6分未満で「完全かつ繰り返し」充電できるようにするバッテリー技術の「聖杯」の鍵を握ったと発表した。 そしてこのスタートアップは、この技術が2024年から生産開始されると主張している。
ニョボルトEVバッテリー
現在、EVの充電には燃料の充填よりもはるかに長い時間がかかるため、より高速な充電によりEVは日常の利便性においてガソリン車との差を縮めることができる。 充電がガソリンを入れるのと同じくらい簡単になれば、航続距離に対する不安は少なくなり、EV のバッテリー パックを小型化できるようになります。
可能性を実証するために、ニョボルト氏は自動車デザイナーのイアン・カラム氏が設立したデザイン会社カラム社と協力して電気スポーツカーを開発した。 この車は、初代ロータス エリーゼのデザイナーであるジュリアン・トムソンによって書かれました。 それは、あの軽量スポーツカー( テスラ ロードスター)、幅が広くて長いです。 ドアミラーの代わりにカメラも搭載されています。
ニョボルト電動スポーツカー
ニョボルトのプレスリリースによると、このEVの重量はカーボンファイバー製ボディワークのおかげもあって4,400ポンドから2,200ポンドに近く、比較的小型の35kwhバッテリーパックを使用しているという。 ニョボルト氏によると、6分間の充電で航続距離は255マイルとなり、1時間の充電ごとに最大1,600マイルの航続距離が追加されるという。
ニョボルト氏はスポーツカーの生産計画については言及しなかったが、同社はバッテリー技術の「急速な拡大」の準備ができていると主張している。 スタートアップ企業によると、これまでに完了したテストには「重大なパフォーマンスの低下なし」で2,000回以上の高速充電サイクルが含まれているという。 Nyobolt は、高級車、トラック、バスなどの他の用途にも自社のバッテリー技術を売り込んでいます。