フィスカー社は、世界最大の電気自動車市場への足がかりを得るために、早ければ来年にも中国で車両を組み立てるつもりだ。
EVメーカーは今年後半に中国に配送センターを開設し、2024年第1四半期に最初の製品であるオーシャンの完全電気クロスオーバーの販売を開始する計画だと、ロサンゼルスに本拠を置くEV新興企業は今月発表した。
ヘンリック・フィスカー会長兼最高経営責任者(CEO)は声明で、「欧州で納車を開始し、6月23日に米国の顧客に最初の車両が到着した後、今年後半に中国市場に進出できることに興奮している」と述べた。
最近中国を訪問したフィスカーの経営陣は、サプライチェーン、物流、倉庫保管、将来の製品開発について上海の当局者やビジネスリーダーと会談した。
ヘンリック・フィスカー氏は、「早ければ来年には中国で生産を開始し、年間7万個のフィスカー・オーシャンの生産能力が追加される可能性があると信じている」と述べた。
同社は中国のどこで車両を生産する予定なのかは明らかにしなかった。