三菱自動車は今週、チーム・ラリーアートが2023年8月のアジアクロスカントリーラリーに参戦すると発表した。 昨年の大会で総合優勝を果たしたチームは、今年もダカールラリー2連覇ドライバーの増岡弘氏が指揮を執る。 タイのチャヤポン・ヨタとインドネシアのリファット・スンカルもドライバーとして復帰し、日本の田口勝彦も加わることになる。
今年、ラリーアート チームは、新しい三菱トライトン グループ T1 プロトタイプ クロスカントリー車を運転しながら、2 回目の勝利を目指します。 新型トラックは、ボディ、フレーム、シャシー、エンジンを含めて完全に再設計されています。 過酷な耐久テストと実戦に向けた調整により信頼性と耐久性を確認しました。
新型トライトン本来の強みであるハンドリング性能をベースに、
ラリー競技としての悪路安定性と乗り心地がさらに向上
増岡選手は「実際のラリーよりもハードなコース設定で耐久テストを実施し、予想以上のパフォーマンスを確認でき、2連覇に向けて大きな自信になりました」と語った。
アジアクロスカントリーラリー2023は、8月13日(日)タイのパタヤでのセレモニースタートで始まります。 ラリーは翌日に正式に始まり、車両はカンボジア国境とほぼ平行に東へ走り、17日木曜日にラオスに入り、19日土曜日にゴールに到着する。 ラリー期間中、ドライバーは約 2,000 km (1,242 マイル) を走行しますが、これには 1,000 km 以上の特別ステージイベントが含まれます。
今年のコースも山岳地帯、鬱蒼とした森林、ぬかるんだ道、川を渡るなど、変化に富んだ地形が続きます。 難しいコースでは、ラリーカーの路面ハンドリングと耐久性が試されることが予想されます。 さらに、このイベントはタイの典型的な雨季である8月に開催されるため、ぬかるみの状況は昨年よりもさらに厳しいものになることが予想されます。
2024年型三菱トライトンL200は、アジアクロスカントリーラリーに先立って7月26日にタイでデビューする。 プロトタイプは昨年米国でのテスト中に発見され、この車両が次世代ダッジ・ダコタとして復活するか、三菱のラインナップに追加されるのではないかとの憶測が広がった。